女性に多い変形性膝関節症~グルコサミンで症状改善~

特に女性は要注意!変形性膝関節症が女性に多い理由

サプリメント

高齢の女性に多い病といえば「変形性膝関節症」です。主に歩行時の痛みや、膝が曲がらないといった症状が現れます。そのため、高齢の人が歩きづらそうにしていたら、この病に罹っていることが疑われます。もし家族の中にこうした病に悩んでいる人がいる場合は、グルコサミンを含んだサプリなどを贈ってあげましょう。

専門家が語る!女性に変形性膝関節症が多い4つの原因

筋肉量が少ない
女性は男性に比べ、ホルモンの影響により筋肉量が少ないものです。筋肉量が不足すると、関節に負担が掛かりやすくなるほか、血流の悪さにより膝の痛みが現れやすくなるのです。また、筋肉量が少ないと、歩行する際や姿勢を保つ際に関節への負担が大きくなるため、軟骨の摩耗によって変形性膝関節症が起こりやすくなります。また、筋肉は血液の循環を正常に保つポンプの役割も果たしています。ですが、筋肉量が少ないと、軟骨の元となる栄養素を含んだ血液が軟骨を作る組織に届きにくくなるため、軟骨の摩耗が加速してしまうのです。ただし、この筋肉量の低さは変形性膝関節症の根本的な原因ではありません。あくまで症状を引き起こした要因の1つであるため、体を鍛えればすぐに変形性膝関節症が治るというわけではないのです。
体重増加で膝の負担が大きくなる
年齢を重ねると、若いころとは違い体の新陳代謝が徐々に下がってきてしまうものです。若いころであれば、毎日たくさんのご飯を食べても太ることはありませんが、年齢を重ねるにつれて、食べた分がすぐに体重に影響してしまいます。そのため、太りやすくなってしまうのです。また、体重が増加すると、膝への負担も大きくなります。歩行時に掛かる膝の負担は、最大で体重の3倍から4倍。階段の上り下りを行なえば6倍から7倍もの負担が生じるとされています。体重が増加すればこの負担もさらに大きくなるため、変形性膝関節症に罹りやすくなります。
出産による骨盤の歪み
骨盤の歪みは、出産を経験した人の多くに見られる症状です。出産をする時、女性の体では産道を確保するために骨盤が開かれ、約3ヶ月から4ヶ月掛けてゆっくりと元の状態に戻ります。しかし、この骨盤が閉じる際に正常な位置に戻れず、左右のバランスが崩れてしまうことがあるのです。若い人であれば基礎的な筋力量を持っているため、多少骨格のバランスが崩れていても目立った影響は見られません。しかし、加齢によって筋力量が減少してくると、骨格バランスの崩れによる負担が重くなるため、膝などに大きな負担が掛かるようになります。膝関節への負担の増加は変形性膝関節症のリスクが高まるため、この骨盤の歪みが元で症状が現れることが多くあります。
下肢の歪み
女性の中には内股姿勢の人が多いですが、この関節を内側に向ける姿勢は、足のかかとの骨や周辺の骨を歪める原因となるため、問題となります。足の骨に歪みがあると、姿勢を保つために筋肉や関節に大きな負荷が掛かり、上部にある膝関節にも影響が及ぼされます。特に高齢の女性は正座をする機会も多く、正座姿勢によって足の骨にも大きな負担や歪みが現れて、巡り巡って膝関節にも大きな影響が及ぼされてしまうのです。

変形性膝関節症のメカニズム~慢性疼痛になると痛みは悪化する~

そもそも膝関節に異変が現れるとなぜ強い痛みが生じるのでしょうか?基本的な症状を見ていきながら、痛みや日常生活での問題を学んでいきましょう。

変形性膝関節症の主な症状

  • 膝の痛み(立ち上がる時、歩行時、安静時、階段昇降時など)
  • 腫脹
  • 水腫
  • 可動域制限
  • O脚やX脚などの足の変形
  • 歩行時の不安定性

変形性膝関節症の痛みは炎症が原因

炎症が起こるメカニズム

変形性膝関節症は、膝の関節の摩耗によって強い痛みが生じる病です。しかし、「痛み」という点に着目すれば、関節の摩耗はあくまで原因であり、痛みをもたらす根本的な原因は関節組織での「炎症」にあります。膝関節に何度も大きな負担が掛けられると、軟骨がすり減ります。そして、削れてしまった軟骨の組織が「滑膜」と呼ばれる組織に負担を与えて、結果として組織の炎症が発生します。炎症と同時に関節液と呼ばれる組織液も溜まり、腫れと痛みが生じるようになるのです。これが変形性膝関節症の強い痛みを生じさせる原因になります。さらに加齢によって関節が摩耗しやすくなることで、慢性的な関節痛に悩まされるようになります。

炎症の進行具合で変形性膝関節痛は4段階に分けられる

第1段階 【痛み なし】

この段階の痛みは、高齢の人だけではなく、若い人にもよく現れる関節痛です。日常生活での動作や激しいスポーツにより、膝に痛みが生じるようになります。この段階では膝関節のすり減りは起きておらず、時間経過とともに炎症が収まると痛みもなくなります。

第2段階 【痛み ★】

加齢によって軟骨に含まれる水分が減少し、徐々に軟骨が茶色っぽい色となります。そして、このころから軟骨のすり減りが現れます。また、削られた軟骨成分が滑膜へ影響を及ぼすことで、炎症による痛みや腫れが生じるようになります。

第3段階 【痛み ★★】

軟骨の変形が進み、軟骨の形状がトゲ状になることや、組織が剥がれてしまうことで骨が露出するようになります。この状態となると、関節がこわばり膝の曲げ伸ばしが難しくなります。また、痛みや腫れの症状もさらに進み、慢性的な疼痛に悩まされるようになります。それから、O脚などの足の歪みによる度合いが強くなることや、膝を動かすことで音が鳴るといった明確な異変が現れます。

第4段階 【痛み ★★★】

軟骨が完全に消失することで、少し歩いただけでも骨同士が強い衝撃を受けます。そのため、常に激しい痛みに苛まれるようになります。また、少しの身動ぎでも痛みが生じるため、日常生活を送ることが難しくなるでしょう。それから、膝の曲げ伸ばしができなくなり、強い痛みなども現れるようになります。症状としては、膝をほとんど動かせなくなることや、他人から見てもハッキリとわかるほどO脚の症状が現れるようになります。

変形性膝関節症を悪化させる慢性疼痛のサイクル

変形性膝関節症を患うと、慢性的な膝の強い痛みによって、多くの人が活動を自粛してしまいます。関節の痛みを恐れて家に閉じこもりがちになり、運動をほとんどしなくなってしまいます。このような状態を続けると、筋肉を働かせないことで足の筋肉がやせ細り、さらに運動不足によって体重の増加も生じるようになるのです。前述したように、変形性膝関節症は筋肉の衰えと体重増加が発症リスクを高める要因となります。つまり、痛みによって運動不足に陥り、運動不足がさらに変形性膝関節症の症状を進めてしまいます。そのため、慢性疼痛による症状がさらに激しくなるという負のサイクルに陥ってしまうため治療が必要とされます。

グルコサミンは慢性疼痛で悩んでいる人の救世主

このような変形性膝関節症に効果的とされているのが、グルコサミンです。グルコサミンは関節組織を作る栄養成分であると同時に、膝の痛みを和らげる効果があります。

グルコサミンとは

グルコサミンは、元々人の体の中に存在する成分です。皮膚や軟骨のほか、靭帯や心臓弁、爪などに多く含まれています。若い年代であれば体内で活発に作られる栄養成分ですが、年齢を重ねるごとにこの作られる量は減少してしまい、軟骨がすり減りやすくなってしまいます。

欧米ではグルコサミンを使用した治療法が進められている

錠剤

海外でもこの変形性膝関節症の症状は深刻であり、治療のための研究が続けられています。2001年に欧米で発表された論文には、グルコサミンの摂取によって膝の軟骨成分の損傷を抑制するという内容が記載されています。グルコサミンが高配合されたサプリメントを服用することにより、変形性膝関節症による症状の進行を抑えることができるでしょう。

おすすめのグルコサミン3選

変形性膝関節症に効果を発揮するグルコサミンサプリメントは、国内でもたくさん流通しています。その中でも人気の高いおすすめサプリメントは下記の通り。配合成分やグルコサミンの配合量などを比較し、自分に合ったものを取りいれましょう。

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