膝の疼痛に効果的なグルコサミンの利用法~コンドロイチンの併用~

変形性膝関節症の4つの治療法

変形性膝関節症は、症状の進行度によって治療法は大きく変わります。軽度の場合は自宅での運動療法や装具による補助療法、中度から重度になると薬物療法や手術療法が行なわれます。

運動療法
運動療法は、変形性膝関節症の症状を和らげるため、膝に負荷を掛けない筋肉トレーニングを行なう治療法です。具体的には膝関節周辺の筋肉へのストレッチと、足の基礎的な筋力をアップさせるためのトレーニングを行ないます。主に行なわれているのが「足上げ運動」であり、10回から20回を日に1~2セット行なうことで、高齢者でも負担なく筋力をアップさせられます。
装具による治療
装具による治療では、主に靴に特殊な中敷きを付けることや、杖やサポーターを使用する方法です。靴に使用する装具は「足底板」と呼ばれ、足の外側が少し高くなっているため、内股姿勢によって膝関節の内側が強い負荷を受けている場合に効果的です。また、サポーターは変形性膝関節症を起こしている膝に付けることで、関節の矯正と負担の軽減をもたらしてくれるのです。その他にも、杖は立派な補助器具であり、体の重量を杖に預けることで、膝関節への負荷を分散し、痛みや症状を和らげることができます。
薬物治療
薬物治療では、変形性膝関節症による疼痛の改善のため、医師が特別な薬を処方します。服薬の場合、処方されるのは非ステロイド系抗炎症薬です。この薬には、体の炎症による痛み・腫れを和らげる作用があるため、服用することで辛い痛みを抑えることができるでしょう。また、ヒアルロン酸注射やステロイド注射も薬物療法にカテゴライズされます。ヒアルロン酸は関節の組織液に含まれる成分であり、軟骨の保護と動きをサポートする働きがあります。関節症によってすり減った軟骨へ注射することで、関節の負担を軽減させ、痛みや腫れの改善ができます。ステロイド注射は、非ステロイド系抗炎症薬でも痛みが改善しない場合に用いられます。直接ステロイドの抗炎症作用を関節に与えられるので、高い鎮痛・抗炎症効果が得られます。
手術治療
変形性膝関節症の症状が進行し、上記3つの治療法でも改善が見込めない場合、手術療法によって治療を行ないます。手術療法で主に行なわれるのは、関節鏡視下手術と高位脛骨骨切り術、人工関節置換術の3つが挙げられます。関節鏡視下手術では、膝に小さな穴を数か所開け、強い痛みをもたらす半月板や軟骨、骨棘の切除を行ないます。高位脛骨骨切り術では、O脚の症状が深刻である患者さんに用いられます。骨をくさび状に切除することで、関節を正常な形に戻し、関節内側への負担を解消します。人工関節置換術では、損傷が激しい軟骨や変形した骨を取り除き、人工の関節に交換する手術です。体への負担や費用は最も重くなりますが、変形性膝関節症の原因となる部位を取り除くため、症状への根本的な治療が見込める方法です。

まとめ

軽度の人であれば、毎日運動療法を行なうことでこの変形性膝関節症の症状を和らげることができます。もしも症状が悪化した場合は、関節症に関する症状を治す専門の医師に相談しましょう。

治療にグルコサミンを取り入れることで効果は高まる

自宅などでの運動療法や、病院での治療を行なう場合、同時に利用したいのがグルコサミンです。疼痛などの症状の改善や、治療による効果を高めることが見込めます。

サプリメントと日頃の食事でもグルコサミンを摂取する

サプリメントを摂取することで、毎日の生活で効果的にグルコサミンを摂取することができます。グルコサミンは甲殻類などに含まれていますが、毎日甲殻類を食べ続けるとなると飽きてしまうことや、費用の負担などが問題となります。サプリメントであれば、食生活に負担を与えずに毎日必要な分のグルコサミンが摂取できるため、非常に便利なのです。また、サプリメントと同時に、できれば日頃の食生活でもグルコサミンの摂取を意識すると効果的に栄養素を体に取り入れることができます。グルコサミンはカニやエビなどの甲殻類のほか、牛肉や豚肉、山芋やオクラにも含まれているため、毎日の食事にこれらの食品も加えておきましょう。

グルコサミンで変形性膝関節症を改善した家族の話

膝の痛みが気になりだしたのでグルコサミンを摂取してみました(70代/女性)

私は以前から膝の痛みに悩まされていて、どうしたものかと日々頭を悩ませていました。しかし、治療を受けるとなるとお金の問題がありますし、かといって放置すればどんどん痛みも激しくなっていきます。そんな時に目に留まったのが、グルコサミンサプリです。毎月定期購入したことで、安く手軽に軟骨を強化するグルコサミンを飲めるようになりました。今では膝の痛みも軽減し、以前までの状態がウソのように毎日快適に過ごしています。

階段の昇り降りが楽になったようで、以前よりアクティブになっている(20代/女性)

私は以前、祖母にグルコサミンサプリを贈ったのですが、サプリのおかげか最近になって祖母がよく外に出かけるようになりました。前は「膝が痛むから」ということであまり外には出たがらなかったのですが、今では膝の痛みが気にならなくなったようで、昔のようなアクティブな祖母に戻ってくれました。友達ともよく会っているようで、毎日の生活もイキイキとしているように見えます。

グルコサミン摂取時の注意点

医師

グルコサミンのサプリメントなどを活用する場合、注意したいのが糖尿病を患っている人です。グルコサミンは摂取すると、血糖値を下げるホルモンである「インスリン」の働きを弱めてしまう作用があります。血糖コントロールが正常である人ならば、影響はほぼありませんが、糖尿病を患っている人の場合は注意が必要となります。糖尿病の治療を受けている人や、血糖値の高さを指摘されたことのある人は、サプリの使用について医師としっかり相談しておきましょう。

グルコサミンとコンドロイチンの相乗効果について

グルコサミンと同時に摂取したい栄養素といえば、コンドロイチンです。同じ関節成分であるコンドロイチンを同時に体へ摂取することで、変形性膝関節症による症状をより効率的に改善させられるでしょう。

コンドロイチンとは?

コンドロイチンは、軟骨や関節のほか、皮膚や血管壁、靭帯、眼球、角膜、粘膜など体の多くの部位に存在する成分です。体の組織を動かすための潤滑剤の役割を果たすと同時に、組織の保水性と弾力性を保持させる性質があります。

コンドロイチンが変形性関節症に効く原因は?
コンドロイチンには、軟骨に弾力性を与えるために必要な成分です。変形性膝関節症は、加齢によって関節が硬く変質し、次第にすり減ってしまうことで痛みなどの症状が発生します。コンドロイチンの補給を行なえば、軟骨の弾力性を回復させ、関節への負担が少なくなることで痛みなどの負担も軽減するのです。
グルコサミンとコンドロイチンの相乗効果について教えてください。
グルコサミンとコンドロイチンは、どちらも軟骨の状態を改善するための成分です。しかし、この2つの成分は互いに軟骨へもたらす効果が異なっています。グルコサミンは、軟骨の再生と修復を行なうために必須となる栄養素です。それに対してコンドロイチンは、軟骨へ水分と栄養を与え、弾力性をもたらす効果があるのです。つまり、この2つを摂取することで、軟骨成分を修復させると同時に、改善効果を持続させることができるでしょう。

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